MusicTogetherとは

Music together のプログラムは、音程やリズムをとる、自分らしい音楽的アイデアを表現する能力を、歌ったり音楽に合わせて体を動かしたり、音で遊びながら乳・幼児が音楽の基礎を身につけていく事ができるプログラムです。
入会されると、その学期に使う曲(約25曲)がはいったCDと楽譜が配られ、家族でその歌をうたって遊ぶことで、生活の中に音楽があふれていく手助けをします。
日常に、より鼻歌や音楽に合わせた自然な体の動きや心の躍動感がなじむことによって、幼児の音楽性をのばしていきます。

将来より音楽が出来るようになる、楽しむようになる土台づくりのプロセスは、 言葉が話せるようになることにもたとえられます。

例えば、人間に育てられた人で言葉を話せない人はいませんよね。
でも、オオカミに育てられた人間は、ある程度成長したあとに人間の言葉を教え込んでも、言語をなかなか習得できません。 赤ちゃんはおなかの中にいる時から言葉のシャワーを浴び、自分でまだ喋れなくても ”学習” しています。
そしてだんだん、あー、とか うー とか色々小出しに受け身で身につけたものを主体的に試しながら、どんどん言葉の表現が豊かになっていきます。

音楽も同じことが言えます。
子どもの頃、生活の中で音楽が身近にある環境(舞台の上のパフォーマンスではなく生活の中の音楽)にいれば、子どもは音やリズムのシャワーを浴び、”教えられなくても” 音程やリズムがとれる力を育んでいくという研究結果があります。

音楽をやるのに 誰かに評価されるものである必要はない、という発想と
自分なりの音楽表現を楽しむために必要な基礎知識・音の語彙とそれを表現するスキルがある、という事は、人生を豊かにしてくれます。

なにより、Music Togetherの曲は大人もつい口づさんでしまうような、理屈抜きで楽しいものがいっぱいです。
乳幼児、という人間が育っていく初期であり土台がつくられるかけがえのない時期に、
親子で音楽を通じて豊かな感情をシェアし、蜜な繋がりをもつ時間をすごしてみてください。